ゴルフ練習場の種類と特徴

ここでは、ゴルフをこれからはじめる方向けにゴルフ練習場の種類や特徴を紹介しています。打ちっぱなし施設の各々の長所から、ホームグラウンドとなるお好みの練習場を探すためのヒントを紹介。

ゴルフ練習場には、規模や施設環境、立地環境(平地・丘陵地・池・河川敷等)など様々なタイプの施設がありますが、大きく分けると2つのタイプに分類されます。

一般的な屋外練習場

まず1つ目は、ゴルフ練習場の中で最も一般的な屋外タイプの練習場です。
このタイプの練習場は、広大なフェアウェイが防球ネットや木々で囲まれており、視野が開けているので自分の打った打球の弾道がわかりやすく、風や雨などの自然環境もラウンド時と大差ないので、実践感覚が掴みやすい利点があります。
また、屋外練習場で繰り返し練習することで、自分のクセや、それぞれのクラブでどの程度の飛距離が出せるかなど、ラウンドする際の一定の基準や注意点がわかるので、コースをまわる前に気をつけて練習しておくとスコアアップにつながります。

都心や雪国に多い屋内タイプの練習場

一方、もうひとつのタイプは、インドアタイプの練習場です。
いわゆる屋内型もしくは屋上型の練習場です。
このタイプの練習場は、土地に余裕のない都心雪国で比較的多く、ビル内のスポーツ施設やスクールレッスンが併設された建物内、また屋外練習場を増築した施設などに設けられています。
特徴として、スペースの関係上、打席から数メートル先にネットが張られており、ネット内の的に向かって打つのが基本スタイルです。

特色あるインドアタイプの練習場

最近では、多くのインドア練習場で様々なゴルフシュミレーターが採用されており、スイング解析やクラブの軌道、ヘッドスピードの計測など、屋外タイプとはまた違った魅力をアピールしています。
こうした取り組みもあり、日頃忙しいサラリーマンの方や、他人を気にせず集中して練習したいゴルファーの方々、また、日焼けをきにする女性ゴルファーなどに人気を集めているようです。

初心者の方のおすすめは?

それぞれの練習場にメリットがあるので一概には言えませんが、初心者の方は経験者と一緒に屋外練習場で練習場デビューするか、もしくは各練習場のスクールレッスンを体験受講するなどして、練習場の雰囲気に慣れることから始めてみてはいかがでしょうか。
レッスンでは、所属コーチが基本からしっかり教えてくれるので、フォームに悪いクセがつきにくく、割と早くスコアアップへと繋がる傾向にあります。

まずは、練習場で場数を踏み、上達と共に徐々に色々な練習場へ足を運び、ショットが一定レベルに達したら、いよいよコースデビューといった具合に順序立ててステップアップすることで、自分や一緒に回るであろうメンバーにも迷惑を掛けずにラウンドできると思います。
ゴルフに終わりはありません。じっくり、ゆっくり、マナーを守って、自分のペースでゴルフライフを楽しむことをおすすめします。